SEAGULL COOKING SERVICE

Blogブログ

飲食店の労働環境

Uncategorized

今回は飲食店で働くということについて詳しくご紹介できればと思います。(今回はサービス業務)

これはある店舗責任者様の1週間のスケジュール

月曜日 9:00-22:00(内休憩1時間 実働12時間)

火曜日 休み

水曜日9:00-17:00 (内休憩1時間 実働7時間)

木曜日 休み

金曜日9:00-22:30(内休憩1時間 実働12.5時間)

土曜日9:00-22:30(内休憩1時間 実働12,5時間)

日曜日9:00-22:00(内休憩1時間 実働11時間)

一週間の総労働時間55時間

一月の平均が242時間

これは飲食店責任者において平均的な労働時間だと思います。

平均してこの手の飲食店責任者の平均給与は総支給30万円~40万円になるのが一般的です。

これを高いととるか安いととるか。

飲食店の運営業務ってご存知の方もいると思いますが多岐にわたります。

・日々のサービス業務とアルバイトの教育、シフト作り等

・求人広告や販促宣伝広告の内容作成

・新メニューの原案イメージ(シェフと打ち合わせ)

・ドリンク管理を兼ねているところが多いためビール会社や酒屋さんとの打ち合わせ

・売上管理と人件費の管理(食材原価の管理はお店によりシェフが見る事もありますがダブルチェックする事が多い)

ざっと書くだけでも上記の内容は必ず業務内になります。

一番の重圧は業務はこなせていたとしても売上がついてこないパターン。

これはかなり頭と体を使って修正していく必要がありますので結構しんどい作業になります。

又、これらの業務を月240時間内に行うということは「休みを削る」と考える方ははっきり言って向いてないかと思います。いずれスタミナ切れをして会社に対する不平不満や転職を繰り返す方をかなり見てきました。

ここで大切なのは人材の整理と業務指示の内容をしっかり理解する事。

そうすると前回のブログでもお話しさせていただきましたが業務の優先順位が見えてきます。

この業務を自分のものにするためには周りの助けは必然的に必要になります。

・何のための社員やアルバイトなのか

・自分がやらなくてはいけない事とそれ以外の事の整理

・自分が休みの時にはどうするか?

このように仕事を分割する作業を労働時間内で整理しながら日々を過ごす事がとても重要になります。

又、この業務はできて当たり前の業務になりますので本気で飲食店を開業する意思がある場合は料理やドリンク、繁盛店やトレンドのリサーチを自分自身でも行うことがとても重要になります。

一見、これは飲食店責任者として店舗をきちんと見れてないと判断する方もいると思います。

しかし、そう言って否定してくるかたのほとんどは日々の業務に追われている方です。

まずは自分の業務をきちんとこなす為に協業する事と協業するための指示を作成する事が飲食店を運営する上でとても重要なことになります。

その仕事は私生活の一部であり好きな事をやる上で必要な事と理解する事が飲食店で働くコツのような気がします。